空想日記

底辺青学生のブログ

飛行機は怖くない!!飛行機が怖くなくなる方法

 こんにちは。先日遠出の際に飛行機を利用しました。私自身過去、「この鉄塊がどう空を飛んでいるんだろう?」とばかり考えてしまい、飛行機が怖くてしょうがなかったタイプの人間でした。でも飛行機を使わないと海外旅行はできないし、飛行機ってコスパがいいので、国内旅行に限ってもすべて新幹線で行くのは少しもったいないと考えます。この記事が飛行機の気軽な利用の一助になればいいなと思います。一応、私は航空業界の回し者の類ではありません、、、

航空無線を聴いてみてほしい

 

 管制官という職業を聞いたことはあるでしょうか。当たり前といえばそうですが、なんとはなしに飛行機を飛ばしている訳ではなく、この管制官の緻密なナビゲーションによって管理されています。管制官と飛行機(コックピット)との交信は航空無線とか呼ばれていますが、これは自由に傍受していいらしいんですね。勿論傍受して聞いてくれというわけではなく。Youtubeなど動画サイトには航空無線の音声、文字起こしの動画が多く上がっているのでそれを是非とも視聴して頂きたいんです。一例がこの動画です。(私≠投稿主さんです。無断のため万が一問題があれば削除します。)

 

youtu.be

以下ではこの動画に一目通して頂いてからだと理解しやすいかと思います。

 

 航空無線から学べる内容は大きく3つあります。

 

その① 卓越した飛行機誘導の技術

 交信では主に周辺の状況に応じた飛行高度や用いるアプローチ(ルート)、周辺の気象情報の伝達および確認などが行われています。交信は特別な状況を除き全て英語、またたくさんの専門用語を用いながら行われています。管制官やコックピットの人は全て理解して流暢に話しています。特筆すべきなのは、国内の日常生活では用いることのないような言葉で話しながらそれぞれの状況に適応するということを同時に行っていること。上記の動画では地震により空港に着陸できず、着陸やり直し(ゴーラウンド)を余儀なくさせられているという特異な状況ですが、登場する人物全員が落ち着いて正確な交信をしていますよね。このような把握、指示するのが難しい場面でも難なく交信を行っているのだから、何も起こっていない通常の飛行では事故はそうそう起こるものではないと思っています。

 

その② 運行の多さです。

 その①の動画を見ていただければわかるかと思いますが、飛行機がまるで乗用車のように飛行しています。こんなに多く運行しているのに事故の類をニュースで目にすることは殆どありません。飛行機で死亡する確率は0.0009%だとか、乗用車の何分の一だとか言われていますが、このように実際にどのような間隔で運行されているかを見ればその安全性は明らかです。

 

その③ 非常事態への対処の上手さ

 これはこちらの動画が分かりやすいかと思います。(同じく私≠投稿主さんです。問題があれば削除します。)

 

youtu.be

 

 こちらは急減圧が発生した時の交信です。急減圧は機体に損傷が発生し、機内の気圧が保てなくなることを指します。風船に穴をあけると萎むのと同じです。そのまま飛んでいては乗客が酸欠で死んでしまいますから緊急事態です。こんな状況にも各地の管制官と滑らかに交信しながら事態に対処し、引き返して無事帰還します。話は少し違いますがパイロットの方々はトラブルでエンジンが1つしか使えない状況でも操縦できるように訓練されているといった話もありますし、実際にエンジンを全て喪失した状態で30分近く飛行したという事例もあります。それも動画のような実例を見ることで実感してもらえると思います。

 

結論

 

 もちろん飛行原理の全てを理解してもらうのも一つの手段ではあるんですが、飛行機の怖さってやっぱり事故からくるものだと思うんですよね。いくら理論を理解しても事故は話が別ですから、航空無線を是非聞いてみてもらいたいです。僕はこれを聞いてからパイロットの方への尊敬に加えて管制官など飛行機を誘導している人々を尊敬するようになりました。表立って目立つ人ではないかもしれませんが、縁の下の力持ちの存在に気付いてほしいというのも理由の一つではありますが、まずは飛行機への恐怖心がなくなればうれしいです。それでは。